ビューファインダー KAMERAR QV-1Mを開けてみる
考えてみれば ebayなんぞは、注文してから発送までで数日かかるわけです。先日発注したいけない品は4日にポチって発送日が11日で未だ届かず(T_T) それと比べれば amazon が遅い遅いと文句を言うのも贅沢な話で。夜発注して翌々日には到着しました。さすがの国内在庫品!あと1個(笑)
届いたのは α7シリーズ対応 2.5X ビューファインダー KAMERAR QV-1M 9,800円也。一応アマゾンの商品説明を引用しておくと
米国 KAMERAR社製、液晶ビューファインダー。SONY α7、Panasonic GH4など、3インチサイズ液晶を搭載したミレーレス機に対応した汎用LCDシェード。
3.2インチまでのサイズの液晶画面に対応。 アイピース側のレンズで、液晶画面が2.5倍に表示されます。
カメラ本体の三脚ネジにベースプレートを固定して装着します。 ファインダーの取り付け位置は前後左右、上下の3方向で調整可能。 ベースプレートとファインダーはマグネットで固定、簡単に着脱できます。ベースプレートは、マンフロット501/701に対応。
視度調整付。 レンズは歪みが少なく、ゴースト防止、曇り止め加工が施しています。
【同梱物】 ベースプレート、ビューファインダー、ストラップ、マイクロファイバークロス
今回はGH3用に購入してみました。前回の記事でも書きましたが QV-1 とQV-1M と微妙に違うタイプが存在します。GH3/GH4などはMタイプ。EOSなどはMじゃないタイプみたいです。
さっそく開封。
箱はシッカリしています。結構丁寧な作りみたい。いい感じですね。
色々細かく書かれていて誠実な感じです。製品クオリティも期待してしまいます。
が! この箱^^; 破らないように開けるのはかなりハードルが高いでしょう。紙の箱だけど、差し込むベロの部分がいい加減というか、スッと開きません。箱の仕上げなんてどうでもいいけど、やはり細かい手は苦手なお国柄なのかな?と若干不安になってしまいます。
箱を開けると中からダンボール製の箱登場。中にはプチプチで包まれた物体。プチプチ好きですねぇ。
中身です。本体とプレート(501PL互換)ストラップと六角レンチ2コ。そしてメガネ拭きみたいな布が別途。
気になるのは接眼部分のキャップが見当たらないこと。これって直射日光が入ると液晶が駄目になるとかきいたことがあるので、キャップが無いのは不安。マイクロファイバークロスとかいらないからキャップくれよ! って感じです。
軽く動かしてみると、特に問題なさそうです。製品クオリティも想像の範囲内。特に高級感も無い代わりに極端なチープ感もありません。プラスチッキーですがいい感じです。
意外に重いプレート。磁石が入っています。この磁石がかなり強力^^;
Mタイプなので嵩上げ(プレートが厚くなっている)しているようで、その部品が余計重い。
計測してみるとプレートだけで131gというおデブさん。今まで使っていたアルカ互換のクランプが34gなので、かなりの重さに感じてしまいます。軽さが命なのになぁ。
本体部分のみで計測。165gというw
これが意外に軽量。さすがはプラスチック製(笑)クランプとあまり変わらないのには驚きというかなんというか。
比較のために zacuto z-finder 2.5× も計測してみるとしてみると 257g。さすがに重いんですね。zacutoのプレート部分はかなり重いので、トータルでは軽量化されることになります。
並べてみると QV-1は長く細めであることがわかります。デザイン的にはzacuto圧勝。お値段は約5倍w
値段的に見ればQV-1で十分戦える気がします。
GH3に装着する場合、アイセンサーが反応して液晶が消えてしまいます。左右のズレを確認するのには、液晶が点灯していないと見難いので、最初に設定で液晶が消えないようにしておくのがポイント。
まるで GH3のために作られたかのようにジャストフィット。いい感じです。細めなことが GH3にはちょうどいいのかもしれません。磁石で止まっているだけですが、差し込み部分が効いているのでしょうか、かなりシッカリしています。パカっと開くしパカっと外せば液晶をグルグル引き出してまわせるので、ここはzacutoより便利。
液晶を覗いて見てみると、かなりスッキリ見やすい表示。周辺部も特に気になる歪みなどもなく好印象。全体的にもグラグラ不安定な感じはありません。キッチリ装着できていて、目に当てればカメラ支持のサポートにもなりそうなシッカリ感。製品としては価格的に見ても大満足です。でもキャップは?w
ちょっと長い感じがするのでメジャーを当ててみると、だいたい30cmの物体になっています。ただし、最初にプレートを持った時より重さのマイナスイメージは薄くなった気がします。
試しにマンフロット504HDヘッドに装着。装着・固定はできるのですが、かなり無理がある体制。ヘッドの後ろから差し込んでプレート部分が入ったあたりまでしか前にスライドできません。ギリギリ固定出来る感じ。
原因は QV-1の構造。プレートとの接合部分がプレートよりわずかに下に飛び出しているため、それがヘッドに干渉して前に行きません。小さめのクランプなら問題ないのでしょう。
六角レンチで上下調整できるので上にあげたいけど、これでアイピースに当たる一番上。コレより上にはあげられません。どうしてもなら下を削る? ^^;
そして問題はクランプ。アルカで揃えてきたのに再びのマンフロット増殖。501PLのクランプを持っていないので、現状ではベースプレートに載せることができません。Manfrotto スライディングプレートアダプター 577が 6.800円もするし、中華みたいな互換品577 ラピッドコネクトアダプタクランプ QRプレート501PL付き マンフロット三脚ヘッド701HDV用
でさえ4,100円となかなかな値段 (T_T)
調子に乗ってポチポチしていると、安くなっているGH4が買える値段になっていたりして^^; 10.5mm出たし^^;
追記:試しに701ヘッドに装着
Manfrotto 一脚 561BHDV-1ヘッドに装着。こちらは長さがそれほどないので全体の80〜90%が入っているといった感じで問題無さそうです。
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