DJI RONIN Mを組み立てる!そして Not DJI Intelligent Battery ! トラブル
公開日:
:
最終更新日:2015/05/23
Brushless Gimbal RONIN
体調不良が続いています。イマイチ風邪が抜け切れない(T_T) 天気もいいので早く元気になってテスト撮影に行きたいんですけど。
早速初めてのRONIN M 組立編です。全体的な流れとしては下記動画が分かりやすいですね。動画ではオリジナル RONINなんで微妙に違うところがありますけど、だいたい同じなので参考になります。
本体の組立は超カンタン。特に難しいところもなく完了します。調整が必要なのはカメラ装着プレート部分です。レバー式なので六角レンチで丁度いい硬さに調整する必要があるだけ。しかしプレートがアルカスイス互換でもマンフロット互換でもないので、このままカメラに装着するわけには行きません。そこで!当然アルカクランプ登場となります。
しかし簡単には行きません。というのもRONIN付属のプレートは上面(カメラ接続側)に段差があります。この幅に収まるクランプじゃないと不安定。しかし幅は48mm程度しかありません。手持ちのアルカクランプを確認してみて、唯一ここに収まるのは一つだけ。昔ebayで購入した安物クランプのみ。
Amazonで売っている Andoer クイックリリースクランプ 1/4″標準ネジ付 三脚ボール雲台 Arca Swiss RRS Wimberley 対応【並行輸入品】 と同じだと思われます。海外発送なので試し買いしても届くのが数週間後。ここは色々買って情報収集したいところです。
そして問題点がもうひとつ。というのは、段差が2mmほどあるのですが、クランプ側のノブが干渉します(上図赤丸部分)。1mmほど底上げしないとダメな感じ。仕方ないので購入してあったパーマセルで底上げ。なんとか装着完了しました。
クランプ部分が完成したのでカメラを装着。全体のバランス調整を行います。コレは既にDIYブラシレスジンバルで経験済み。RONIN様なら六角レンチでシコシコせずに簡単楽々で調整可能です。なにしろココが素晴らしい! 今までの苦労が嘘のようです。今回はGH3と12-35mmF2.8で調整しています。カメラによってはROLL軸部分の調整(六角レンチ)必要になるかもしれませんけど。
ガイドには順番に書いてありますが、123は連動して調整。最後に4のYAWモーター部分を調整するといった感じでバランスを取ります。工具がまったく必要ないので凄く簡単。調整したらジンバルを持ち上げてゆっくり前後左右に傾けたりしてカメラ部分が回転しないようにすれば完成。
モバイルアプリを導入します。心配していたiPad Airにも当然対応、iPhone4S以降、iPad miniにもiPod touch(第5世代)でも大丈夫みたい。touch買おうかな?
インストールが完了したらRONIN Mの電源をオン(バッテリー部分のスイッチを長押し1秒)。iPadのBluetoothをオンにしてDJI Assistant Appを起動。接続します。
はじめてアプリを使う場合はメールアドレスを登録する必要があるみたい。そして無事につながったら Viewerページで状況を確認。画面上部の Power部分が10を超えている場合はスイッチを切ってカメラバランスの調整をやり直し。
次へ進んで RONIN Mをスタンドにのせて Auto Tune Stabilityボタンを押します。ブリーフケースモードスイッチを必要に応じてオンオフ。スムーズトラックモードのスイッチも同様に。スムーズトラックオプションメニューで各軸ごとに調整できます。
Control Speedを調整。もしRONIN Mが振動する場合は Moterページヘ行って Stiffness を減らします。詳しくはユーザーマニュアルを見てね!
ということなので上記手順を実際に実行してみましょう♪ 本体のスイッチをオン!ソフトを起動して接続!
BluetoothがスキャニングしてRONINが見つかりました。RONINって書いてある部分をタップすると画面が切り替わります。最初はRegisterでメールアドレスとパスワードを登録。この辺はマニュアル通りに進行します。つまり適当に^^;
つまずいたのはここ。名前をつけるのですが英語入力が出てこない。
かといって日本語は受け付けてくれないようで、日本語名にすると立ち上げるたびにこの画面がでてしまいます。仕方ないので数字で1にして進めます^^;
完了したみたいなので早速Viewer画面で数値を確認してみると…ゼロ! 完璧なバランスか? などと調子に載っていたらよく見ると下のほうのVoltageが0.00mV。電圧が来ていないの? まあまあと、試しに Auto Tune Stability してみると、モーターがギコギコ言うだけで数分たっても完了しないでギコギコ。
どうもおかしい…右上に注意しろ的なアイコンが点滅している^^; 画面下のMoreからエラーを確認してみると「Not DJI Intelligent Battery !」 って…じゃあお前はなんだ!!!w
取り外してやり直してみる。エラーは出たまま。繰り返すこと数回。まったく改善せず。一度コーヒーを入れてゆっくりネットを検索すると
Hi please try again to see whether the problem happen again or not.
If the problem keeps exists, it can be the contacts issue.Please clean the contacts in the battery cabin and on battery.
If it failed to help, please offer me the photos of the the contacts in the battery cabin and on battery.
どうやらバッテリーの接点をきれいにしてみろってことらしい。新品なのに^^; 文句を言ってもしかたないので素直にジンバル本体側の接点をティッシュでフキフキは得意技。そして再度装着。装着もカチッとしっかり下に押し込んで接触をしっかりさせる。
おおー エラーが消えました!!! 早速 Auto Tune Stability! ギギギっとモーターが音を出すこと数秒、あっというまに完了しました。1分かからない感じ。早い!
ジンバルを持って振り回してみます。
ん〜 細かいフォローの感覚が今までと違います。しかしこれは調整して自分好みにできるはず。全体の動きとしては超安定。やはり Alexmosの自動より精度ははるかに高いようですね。気になっていたモーター音も無音というわけではありませんが動かさない状態でシャーノイズがあるなという程度。これもスイッチをオフにすると「ああ音してるな」って感じる程度。ジンバルを動かすと微かにモーターが異音を出します。心配していたほどの音量ではありませんけど。
セッティングはこれから色々勉強しながら詰めていくことで第一段階は完璧! 素晴らしい出来です。やはり初心者はちょっと高いけどRONIN Mからジンバル入門がベストですね。
でも、やっぱりちょっと重い。5Dとか楽勝なんでしかたないけど。
Sponsored Link
関連記事
-
【妄想】片手持ちハンドヘルド 3軸ジンバルスタビライザーの比較
未だに風邪が抜けません。もう一ヶ月以上...どうやら今年の風邪は長引く人が多いようです。気をつけまし
-
ebayから来た電源とアルカクランプをRONIN-Mに
妄想記事を書こうかと思ったのですが、時間が取れないので届いていた小物を紹介しておくことにしました。2
-
Rig Cage Top Handle $ が頭のなかをグルグルまわる
KAMERAR QV-1Mが届いてショルダーリグを試し始めてから、すっかりトップハンドルが欲しくなり
-
SmallRigから追加部品が到着したので確認してみる
なんとなくリグの基本部分は固まってきたように思います。しかし色々と悩みというか決まらない部分もあって
-
組立完了!余っているパーツで超軽量リグを作ると juicedLinkが欲しくなる
期待していたPILOTFLY MicroDSLR 3axis stabilizerが9万円スタートと
Comment
testシュートはまだですか
https://youtu.be/ZP15rjvwrBQ
これのミニスカJKローアングル版を正座して待ってマースw
たぶん調整しないと浪人はフォローの動きが遅くないですか?
6/5には東京中野で浪人M無料ワークショップが開催
そして重要な事ですが当方にはまだ届いておりませんww
時間があれば明日ちょっと撮影してアップする予定です。BBAならあるってるんですけど…近所の介護ホームの(笑)ローアングルで攻めますかね(笑)
かなりスローな動きです。大きく動かさないとフォローが始まらない感じですね。とりあえず標準で自動設定しただけのテストをしてみます。たぶん普通に撮れちゃって面白くないような予感。
ワークショップ行ってみたいけど遠いなぁ〜 だいたい何するんですかね?そっちが気になりますw
で
問い合わせしてみるとか? なんか上旬とか行ってたのに今みると第2ロット…
ご質問は掲示板へお願いいたします。