SimpleBGC GUI フォロータブのデットバンド角とエクスポカーブ
公開日:
:
Brushless Gimbal
出先でプロジェクターを使うときに、色々トラブったりすることもあるので、自前で一つ用意して持ち歩こうかと新規購入を検討中です。EPSON EH-TW5200ってのが良さそうだけど、ちょっとでかい。
購入したら記事にするということで、今日もジンバルの話題を少し。
デットバンド角
RCセンター位置(1500)デッドバンド範囲を調整します。この範囲内はRCコントロールはオフとなります。この値はスピードモードでのみ有効です。
際しの疑問は謎の数値 1500です。そして「スピードモード」。RCコントロールと言った言葉は、RCタブ内にあります。そしてRCコントロール欄にはスピードモードというラジオボタンが。たぶんここのことなのかな?
確認のために実験してみました。RCタブのRCコントロールはROLL・PITCH・YAWのともにアングルの状態です。これでフォロータブのデットバンド角を0にしてジンバルを動かしてみる。エクスポカーブは15です。….ジンバルが超不安定。ちょっと動かすだけでブルブル狂牛病状態です。
これじゃまったく使えないので、次は5にしてテスト。
両手でハンドルを持って、少し左右に振ってもカメラは正面を向いたまま。ほぼ理想というか思った通りの動きになります。若干敏感すぎる感じもしますが。
試しに20を入れて実験。今度はかなり左右に回転させないとYAWの軸がフォローを開始しません。これはちょっと遊びが多すぎるといった感じです。そう、自動車のハンドルの遊びを調整しているというのが、例えとしてはわかりやすかもしれません。
個人的な好みとしては 10 程度といった感じです。 でも!?スピードモードじゃないのに…という疑問。
そこでRCタブのRCコントロールをスピードモードに変更して実験です。デットバンド角は10でトライ。んん?アングルに戻してみると…..違いがわかりません(T_T)どうしましょ^^;
謎なのでエクスポカーブに移動
エクスポネンシャルカーブの調整。ニュートラルポジション付近と大きなコントロールの大きな角度周辺での精密なコントロールを可能にします。
エクスポネンシャルってなによ?ってことで調べてみると「指数関数」ってことらしいのですが内容は割愛させていただきます^^;つまりフォローのスピードを、ガバっと動いた時に柔軟的にフォローさせるって感じでしょうか?
文章にしてもイマイチなんで試してみるとにします。最初はいつもの0でテスト。フォローがきちっと付いてくるというか一定の速度で目的地にフォローするといった感じです。これを100とかにすると、スッとふぉろーをはじめて、じわじわ木手の角度に到達するといった動きに変わります。
一応 15 を入れて使っていますが、この辺は実際に撮影して好みの値を探し出す必要がありそうです。
結局「デットバンド角」がイマイチ納得できませんでしたが、ここはRCタブの時に再度確認してみるつもりです。
ROOMBACALYPSE from Sunchaser Pictures on Vimeo.
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Comment
フォローのデットパッド角とエクスポカーブもRCタブのスピードモードとは関係ないです。
すぐ下のスピード設定の事です。解説欄の約がアングル設定が無い意味のスピードモードオンリーをモードまで訳した事でRCタブと勘違いしていると思います。
デットパッド角はフォローPITCH,ROLLの開始度やミックス度との違いが分ければ納得しやすいのですが…上手く説明できないですね。
なるほど、下のスピードのことですか。やっぱり英語も確認しながらじゃないとダメですかねぇ。
英語むむむ(T_T)
結局のところ私的には、こうしたらかんな感じになったという方法で理解しながら勉強していくしかないのかもしれません。体で覚える的な(笑)
1500は0で1400なら−100逆に1600なら+100ということですね。
YAWでいうと-なら左に+なら右に動くということです。
それで動かしていなくてもノイズや微妙な揺れなどで何もしていなくても1510とか1490とかになりデットバンド角を0にするとそれがもろBGに影響を与えて震える訳です。
ある程度無視するようにデットバンド角の数値を入れると1510のところが1500になる仕組みです。
これはジョイスティクを付けてRCタブの設定後にモニタリングタブを見ると同じような設定でそれが1500の前後数字が目に見えるので分かりやすいんですよ。
上手く説明できて無いですね。
なるほど理解できた気がします。そこから1500って数字が出てくるわけですね。
例えばデットバンド角が10の場合は1510は1500だけど1520まで動かすと1510と認識って感じですかね? 実際の数値はともかく^^;
実際に動かすと、それっぽい動きになるので理解しやすいのですが、フォローPITCH,ROLLの開始度やミックス度が想像通りに反応してくれません(T_T)頭悪すぎですね<俺^^;
デットバンド角は完全にその範囲はoff(1500)であると考えた方が分かりやすいと思います。
それに対してフォローPITCH,ROLL開始度はその角度まで維持する角度または動き出さない角度と考えると使い分けがしやすいです。
そのため設定にもよりますが通常はROLLは常に水平を保ちそれに対してYAWは滑らかに見せるため後からハンドルについて来ますが90度持ち上げるとYAWとROLLが入れ替わり動きが切り替わります。
それに対してデットバンド角はハンドルの動きの影響をoffる範囲を決める事でノイズや微妙な揺れによる無駄な補正による震えなどを抑える事が出来る感じでしょうか。
それはフォローPITCH,ROLL開始度と違いPITCH,ROLL,YAWに同じ働きになります。
そしてジョイスティクとハンドルの違いは完全なoffの為大きな数字をここに入れるとジョイスティクは自力でセンターに戻りますがハンドルはモーターの指令がoffになるため指定した数値の範囲に入ったセンター手前で止まってしまいます。
そこでデットバンド角は小さめの数字を入れ数値の範囲外のデットバンド角近辺は小さな数値(スピード値)なら滑らかに戻るように出来るのがエクスポカーブの値ですね。
例えばスピード値が30でもデットバンド角近辺は1でフォローPITCH,ROLL開始度で30になるといった感じでしょうか。
アホな私に付き合っていただいて、本当にありがとうございます。
ちょっと熱っぽいので今日はねています。教えていただいた内容を図にして明日記事にしてみます。
間違い等をバシバシご指摘くだされば、有り難たいです^^;
ほんと感謝です!
ご質問は掲示板へお願いいたします。