【読書】ビデオの撮り方・楽しみ方
公開日:
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最終更新日:2014/12/21
読書感想文
今年は年末モード全開。大雪のなか忘年会続きです。家に戻っても寒くて何もする気になりません。しかたないので、こたつに潜り込んで動画撮影のお勉強をしています。
普段からテスト撮影を繰り返しています。そして悩みというか考えているのは「自分に気に入った作品」をどう撮ればいいのか? どうも「いきあたりばったり撮影」の記録映像みたいなのしか撮れません。環境ビデオのような^^;
それでも、オリジナリティというか自分なりの色が出せればいいのですが、まだまだ道具に頼っているというか、結局誰がとっても同じ絵といった感じ。結局「どこへ行って何を撮ったか」の勝負になりがちというか、編集でなんとなくごまかしているような気がして夜も眠れません(嘘)
まあ素人の遊びなんで、好きなように撮れよ!ってことなんですけど、それでも「評価されたい」というのは正直なきもちであり、折角なら見た人に、涙をながすような感動を与えたい。心を揺さぶるような….(無理w)少しでも何かを感じてもらいたいわけで。
そんなこんなで偶然発見した、ちょっと古い本を読んでみました。中古で数百円だったので^^;
ビデオの撮り方・楽しみ方―プロが教えるビデオ撮影のポイントとウラ技のすべて
内容(「MARC」データベースより)
小型化しデジタル化したビデオカメラ。NHKチーフプロデューサーの著者が、ビデオ撮影のポイントとウラ技のすべてを教える。運動会、結婚式、卒・入学式など、具体的な映像づくりのヒントも満載。
と、これまた「入門感」満載ですが、そもそも基本も知らない門外漢なので、基本のキを学んでみようと。
著者がNHKの人らしいので、さすがというか意外に奥が深いというか。なるほどなるほどの連続でした。つまりまったく基礎も知らないでスタートしていたんだなって気が付きました。
目次
1 撮影編 映像づくりの12か月(5W1Hはビデオでも構成の基礎
フレーミングは映像づくりの決め手
カメラポジションでビデオの「目」は変幻自在
カメラアングルで「表情」がかわる
映像に変化をつけるカット割り
起承転結で映像に流れをつける
いろいろな応用ができるインターバル撮影
パンとティルトで広さ・高さを表現する
オート機能の能力と限界を知る
効果的にズーミングを使う ほか)
2 編集編 自宅で手軽にできる編集テクニック
3 ビジュアルトレーニング編 句歌から学ぶ映像イメージ
月ごとのイベントに合わせて撮影アドバイス。いきなり「5W1H」とか懐かしい言葉で撮影すべき対象を教えている冒頭から「なるほどねぇ」とド素人丸出しで一気読み。分かりやすい文章が続きますが、途中で出てくるコラム部分もあわせて、とても興味深く勉強になります。私のような映像関係に経験の無い方にはオススメできる書籍だと思われます。
「はじめに」で書かれている「4つのアイを磨くこと」、見つめるための Eye 、表現力の Idea、自分らしさの Identity、感動する心の震源「愛」。この辺は時代が変わって機材が進化しても変わらない大切な部分のようです。
ある程度気がついているんですよ。絵コンテみたなの書かないとってことに。しかし実際に書くのは大変じゃないですか。アイデアも必要だし。頭で理解しても現実は「夜の愛」に流されてしまって^^;
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