書評:DAWトラック・メイキング クラブ・ミュージック的作曲術
使い始めてみるとわからないところが多いCubase。しかし心配していたトラブルはまったく無し。MacとWindowsのハイブリッドなのはいいけど、USBのドングルがやっぱり面倒。取り外しを繰り返すと壊れそうで怖いし。
CUBASEのマニュアル代わりに買おうと思っていたCUBASE7/CUBASE ARTIST7 攻略BOOK[単行本]
全然発送されないので、代わりってわけでもないけどDAWトラック・メイキング クラブ・ミュージック的作曲術 (CD-ROM付)を買ってみた。
アマゾンの書評がゼロだったので冒険してみたわけだが正解だった気がする。
あくまで個人的な感想だけど、評価の高いトラック・メイカーが教える クラブ・サウンド・テクニック99 (CD付き) (テクニック99シリーズ)よりも、こちらのほうが具体的でわかりやすかった。
解説はProToolsにWAVESとSylenth1が中心でNEXUS2もちょっと活躍。リズムからベース、ウワモノへと流れてフレーズが仕上がっていくのを見ることができる。ノリのコントロールなど細かいテクニックが紹介されていて、CDで確認しながら読み進めていくと理解が早いだろう。
作曲術って題名はどうかと思うが内容はかなり良かった。
そもそもDTM関係は情報が少ないように思う。
こんな音を出したい!
と思っても、それがDAWの機能なのかシンセサイザーの機能なのか?それともプラグインエフェクトで出している音なのか?はたまたwavを加工しているものなのか…素人にはまったくわからないし、どこで情報を得るのかさえ不明という状況。
そんな時にアマゾンの動画で音を聞くことができたので手にしてみた。
書籍としては初心者向きの内容なのだろう。初心者の俺が参考になるのだから間違いないwたぶん。そして著者の説明も丁寧だし、音もかっこいいし、制作側の熱意が感じられた。
できればもう少し突っ込んだ内容が欲しい。続編期待って感じか?フレーズだけでなく一曲を通して色々教えて貰いたいなぁ。
何事も模倣からって気がするので、バンドスコア的なもの提示し、製作過程や各音のパラメータなどを詳細に解説するって本が欲しいんですけど。どっかにないかな?
高くても買うけどなぁ。
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