Sketch！開発中止になったFireworks の代替ソフトになれるのか？

Adobeさんの暴走で開発が中止されることになった Fireworksちゃん。Macintosh 用の「Sketch」というソフトが一部で評判です。どうして一部かといえば日本語版がまだないから。英語がバリバリな（嘘です）私がおそるおそるデモ版を試してみることにしました。

デモ版は次のURLからダウンロードできます。水色の「Download Free Trial」を押すとダウンロードが始まります。

http://www.bohemiancoding.com/sketch/

ダウンロードされた「sketch.zip」を解凍すると「sketch.app」がいきなり出てきます。デモ版なのでディスクトップに置いたまま起動すると画面が。内容は読むのが面倒なので無視しておくことにします。

しかし起動が早い。ほぼ瞬時に立ち上がる感じです。素晴らしい。画面左下に「あたし、スケッチ開いたら、この窓みたいの」みたいに書いてあるのでチェックを外して右下の OK ボタン。

イケてる雰囲気の画面がでました。全体的にはキレイめな雰囲気ですが、よく見るとアイコン関連がイマイチ。デザイン系のソフトで画面デザインがダサいのはやる気を削ぎますね。とかくWindowsに比較してデザインがイケてるマックのソフト（以下略

画面上部左側に並ぶアイコンでベジェ・フォント・図形を選び画面に書いていきます。ベジェの使い心地も一般的な物なのでイラストレーター経験があれば普通に使えそうです。日本語入力も問題なさそうです。

線や色は画面右側のボックスで指定します。透明度、塗り、線、影、中影、ぼかし、反転（下の日本語サンプルの下の部分）などが簡単に設定できます。塗りは自由に設定できるグラデーションや好きな画像を読み込んで使えるパターンも可能になっています。

かなりシンプルなデザインなので、これなら英語版でも使いこなせそうな気がします。しかし、メニューを見てみると CSS やらレイヤーやらPDFやらグリッドやら。実はかなりの高機能が隠れているみたいです。

デモ版なのに保存もできるし書き出しもできるような….試用期間が限定されているのかな？どこがデモ版なのか私の英語力では良くわかりません。

あとは4,300円という値段とWindows用が無いことですね。

他の有力売れ線Macソフトに比較すると割高なイメージです。日本語版になって機能をもっと理解できるようになれば印象は変わってくるのかもしれません。Pixelmator なんて1,300円ですから。大丈夫なんだろうか？