だいたいわかった～ビデオのアングルやレンズの使い方と効果

何気なく検索して見つけた書籍がすごいことになってた。

　
最近はじめたニワカ動画野郎としては、基本的なカメラワークや編集段階でのつなぎ方などの「効果」について知りたかった。アホでセンスが無い自分でもわかりやすく教えてくれるサイトは無いだろうか…なんて思ってネットをウロウロしてみたけど、なかなか決定打が見つけられない。

しょうがないからってAmazonで検索してみたところ「一人でもできる映画の撮り方」という書籍を見つけた。評価は良さそうだが、別に「映画を撮りたいわけじゃない」と、あまり気にしていなかったのだが読んでみて驚いた

「すげええ　俺の疑問がだいたい説明されてるじゃん」

さすがの高評価は伊達じゃなかったわけだ。俺がアホでした。すいませんでした。ってか、題名が悪いんじゃないか？

第一章の「基本カメラワーク」、第二章「究極の撮影アイデア」、第三章「レンズ・フォーカス技法」の部分はまさに求めていたもの。100ページを超えるボリュームで、わかり易い文章とイラストなどを駆使して詳細に解説。その効果や事例（印象的に使われている映画を紹介）をまじえて、とても読みやすく説明してある。素晴らしい♪

続く第四章「照明」、第五章「録音」と続き第七章「編集理論編」、第八章「編集実践編」と、これまた知りたかった内容が色濃く説明されている。

発行が2004年と、いささか古いこともあり、2012年の機材とは大きく違うところも当然あるが、ただ漠然と撮影して公開するだけでは満足できない動画初心者には一読を強く推奨する。

この本を読みこなして自分のモノにすれば、プロの方たちが作った作品が、どれだけ効果的・計画的に作られているのかが理解できるのではないだろうか。そして、自分が撮りたい映画やPVなどを表現する具体策が見えてくるに違いない。

オススメです。

一人でもできる映画の撮り方

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西村 雄一郎 洋泉社 2003-04

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