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PILOTFLY H1+をPanasonic LX100で調整してテスト撮影前まで

公開日: : 最終更新日:2016/01/24 Brushless Gimbal

すっかりRONIN-Mに出番を奪われた PILOTFLY H1+ですが、そろそろ SimpleBGCも新バージョンが出てくるみたいなので、一度最初から調整してみることにしました。はじめて使う人にも役立つかもしれないので久しぶりに書いておきます。

スクリーンショット 2016-01-22 1.36.09

などと思っていたら、SimpleBGCの新バージョン GUI 2.56b7が公開されていました。しかし新しいバージョンは色々怖いので、もうちょっと様子見ということで、相変わらずの2.50b3で行きます。2.50b3はページの下の方にリンクがあります。
https://www.basecamelectronics.com/downloads/32bit/

PILOTFLY H1+のマニュアルと GUI 2.55b7はこちらからダウンロードできます。
http://copter-rc.com/en/catalog/68-pilotfly-h1-handheld-3aixs-stabilizer-for-mirrorless-camera.html

マニュアルの画像は相変わらずの 2.50b3なので安心。

電源OFF時のバランス調整

個人的にはもっとも重視しているバランス調整です。できるだけここでキッチリバランスを取ることで、 SimpleBGCの設定が楽になると感じています。なお、PILOTFLY等のジンバルはスタンドがないので、小型の卓上三脚を用意しておくと調整時だけでなく休憩時など色々便利です。もしくは普通の三脚にたてるとか。私はSUNWAYFOTO T1A10 ミニ三脚(4,000円前後)を使っています。

過去記事
ブラシレスジンバルの足に付ける SUNWAYFOTO T1A10 ミニ三脚

一応私の機材を確認しておきます。

PILOTFLY H1本体
Panasonic LX100
ステップアップリング 43-58mm
ND200フィルター 58mm
Desmond DS-1アルカプレート
アルカクランプ(中華激安品)

過去記事
アルカスイス互換な Smallrig 1445とDesmondのDS-1プレート
 
 
最初に注意することは、ブラシレスジンバル本体がキッチリ組み上がっていることです。各部のネジが緩んでいるとか水平垂直が正しく組み上がっているかどうか。水平器などを使って確認しておきましょう。ここが悪いとソフトをいくら調整しても安定してくれません。

バランスは3軸それぞれ確認します。


 
最初にカメラをジンバルにのせます。そして前後バランス。ここではダイタイな感じでOKです。そして左右バランス。これはカメラに載せる位置とROLLモーター横の六角ネジの部分のスライドで調整します(下図3)。左右のバランスが取れていれば、傾けた位置でも停止してくれます。しかし最初は他の部分のバランスが取れていないはず。結局ここも再度微調整することになるので、今はだいたいで大丈夫。

スクリーンショット 2016-01-22 15.44.26
PILOTFLY マニュアルより


 
前後左右のバランスがだいたい取れたら、PITCHモーター横のスライドを調整します(上図5)。これはカメラを前後に回転させて、止めた位置でカメラが停止するようにします。少し回転させるように押してみて、バランスが取れているかどうかを確認しましょう。これは前後のバランスが取れていれば綺麗に停止するようになるはずです。うまくいかない場合は、もう一度戻って前後左右のバランスを確認してみてください。


 
そして本体(グリップ)を傾けて(もしくは横にして)ジンバル(YAW軸モーターより先)が回転しないかどうか? 回転するようであればYAWモーターの六角ネジ(図1)を緩めてスライドして調整。グリップを傾けてもジンバルが回転しないように調整します。


 
上の3点をそれぞれ確認しながら微調整していきます。カメラがどの位置でも停止してくれるようになるまで頑張りましょう。なお六角ネジを外すと、受け側がもう一箇所あります。この穴の位置を変えることで、大きく調整することができるので確認してみてください。


 
LX100は電源ONでレンズが飛び出します。よってバランス調整中はずっと電源ON。結構バッテリーが無くなっちゃう(笑) って感じです。バランス調整の方法は YDSさんの動画が分かりやすいので参考にさせていただきましょう。


 
 

SimpleBGC GUIを設定

USBで接続して SimpleBGC GUIの数値を確認していきます。SimpleBGC GUIのの初期設定などは今回書きません。JAVAを入れたり場合によってはUSBドライバが必要だったりします。ここも参考までに過去記事を参照してください。

過去記事
SimpleBGC Software User Manual を解読する
PILOTFLYさんがLX100の新しい設定を公開
新しい設定でのテスト撮影と設定値のカスタマイズ
 
 
この手の製品はメーカーで既に各数値を設定してあります。数値を変更する前に、いつでも出荷状態に戻せるように、最初に設定値を保存しておきましょう。保存は画面上部のプロファイルの保存ボタンを押せば、見慣れた保存ダイアログが出てきます。

スクリーンショット 2016-01-22 19.03.54

過去記事(PILOTFLY H1+のGUI初期設定値)
ブラシレスジンバル PilotFly h1+ の設定と初めてのテスト撮影

PILOTFLY H1+とカメラの組み合わせによるメーカー推奨PID値がマニュアルに紹介されています(下図)。またFacebookでも随時最新の数値を公開しているのでフォローしておくと良いかもしれません。

スクリーンショット 2016-01-22 18.50.08

注意することとしては、基本(BASIC)タブのモーター設定欄(Motor Configuration)の 反転(INVERT)部分です。PILOTFLY H1+の場合は、既に設定されているはずなので、ここは変更しないようにしましょう。一応、このチェックは下の「自動:AUTO」ボタンを押すことで、自動で判定しチェックのオンオフをしてくれます(もちろん本体の電源がONになっている必要があります)。もし他の設定を参考にする場合は、真似していれないで、必ずボタンを押して自動判定でチェックを入れるようにしてください。無理して変えないほうがいいですけど(笑)

また、ボタンを押すことで横の「磁極数:NUM POLES」の数値が変化するかもしれません。しかしコレはあてにならない数値です。モーターの仕様を確認して正しい数値を手入力しましょう。その他色々細かい点があったりするので、詳細は下の過去記事を参考にしてください。

BaseCam SimpleBGC controller configuration guide を解読する(過去記事:別窓)

そしてメーカーさんが出してくれたLX100との組み合わせの設定値。私が持っている最終版です。とはいっても、その昔にTKtvさんがコメント欄に貼ってくれたものですけど^^;

とはいえ前もこの数値じゃ安定しなかったような記憶が…まあここから適当にPID値を調整して行くわけですよ。時間をかけて(笑)

3941

ある程度の状態で一度手に持って動かしてみて様子を見ます。問題無さそうに感じる場合でも、PIDの数値は、実際にテスト撮影しないと細かいところはわかりません。この時点では左右に振った時のフォローの感覚とスピード、そして上に向けたり下に向けたりして、変な振動がでないかどうかの確認になります。

フォローのスピードや感覚はGUIのフォロータブを調整します。デットバンド角やエクスポカーブの数値を調整してみてください。また、その下にあるスピード欄を調整することで戻るスピードを変化させることができます。この辺は好みで調整していいところ。

スクリーンショット 2016-01-22 20.25.39

振動が出る場合は、全体の設定が間違っていないかよく確認してください。間違いがない場合は、だいたい PID値の調整が必要になります。

また、定期的にセンサーのキャリブレーションも必要です。教えてもらった話では、センサーは温度や標高などに影響を受けるとか。とっても敏感みたいです。ここでもYDSさんの動画を参考にしてください。

要はカメラを水平に固定たら動かさないようにしてボタンの長押しと5回押しでキャリブレーションできるということです。慣れレアバ楽勝ですね。ちなみに10回押すと設定値のオールクリアになるそうなので、押しても9回までにしてください(笑) また押さえつけるときにモーターが動いて本体が暴れちゃうので、私はGUIを繋いでモーターをOFFにして作業します。先に長押しで次が5回。5回が終わるとモーターが自動で動き出すのでご注意ください。

普通はACCキャリブレーション(5回押し)の必要はありません。また、フレームセンサーのキャリブレーションはGUIを使って行う必要があります。

参考過去記事
ブラシレスジンバル〜v.2.43b9でセンサーのセットアップ

気がついた点は随時追記します。

次回はテスト撮影と微調整他をお送りする予定です。

そういえば、調整信号さん 元気かなぁ


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